学生フォーミュラ日本大会2022 2日目レポート

学生フォーミュラ日本大会2022 2日目レポート

2日目は、車検を突破し、他の試験項目も終えられるかがカギ

2日目は、昨日に引き続き車検、チルト・騒音試験があり、加えてブレーキ試験とプラクティスがオープンしました。早いチームは、プラクティスを何度も走行していました。

さて、明日からは動的審査が始まります。まず全競技完走を目指すには、明日中にオートクロス・スキッドパッド・アクセラレ―ションでタイムを出さなければなりません。もっと言えば、14時半のスキパ・アクセラのクローズに間に合わせなければなりません。

そのためには、この2日目にすべての試験を終わらせておくと安全でしょう。少なくとも、車検だけでも終わらせておきたいところです。

強豪新規がシャッフル、各チームで差がでる

この日はずっと雨続き。特に朝は雨量が多く、車検のスケジュールが1時間後ろ倒しになりました。

1日を終えた時点で、プラクティスで調整できたチームから車検を終えられていないチームまで、大きく分かれました。

試験をクリアするとそれぞれで合格シールをもらう

(以下は公式発表ではないので、相違がある可能性があります)

・プラクティス組

ブレーキ試験まで完了し、走行が可能で、プラクティスを走行したチーム、#3京都大学、#5千葉大学、#11東京農工大学、#12山梨大学、#16九州工業大学、#23山口東京理科大学、#25帝京大学、#28日本工業大学、#30富山大学、#32久留米工業大学、#33大阪工業大学、#48ホンダテクニカルカレッジ関東、#51東京都立大学の13チームです。

千葉大、農工大、山口東京理科、帝京大、富山大、久留米工業は特に多くプラクティスを走れていました。ただ、農工大や九州工業はエンジントラブルを抱えていました。少し心配です。

#5 千葉大 さすが安定したプラクティスだった
#23山口東京理科大 入念な車検の準備が功を奏したそう

・ブレーキ試験まで組

ブレーキ試験まで終了し、走行が可能なチーム、#8新潟大学、#14茨城大学、#17埼玉大学です。

ここまでのチームは、明日すぐにでも走行が可能です。安心できる位置にいます。

#8新潟大
#14茨城大

・騒音まで組

あとはブレーキ試験を残すだけのチーム、#1神戸大学、#6京都工芸繊維大学、#7岐阜大学、#E08トヨタ東京自動車大学校などです。

ブレーキ試験には少しだけ注意が必要で、明日はブレーキ試験がラッシュになり、長い列ができると予想しています。準備が遅れた場合、この長い列につかまってしまうかもしれません。

#1神戸大 ブレーキ試験は時間切れで通過できなかった

・車検(・チルト試験)のみ組

#2大阪大学、#9東京大学、#13日本自動車大学校、#21同志社大学、#24日本大学理工学部、#26工学院大学、#28トヨタ名古屋自動車大学校、#38早稲田大学などです。

チルトは基本的に大丈夫としても、もし騒音試験でつまづいた場合、忙しくなってしまいそうです。音に問題がないか、ブレーキ試験にどのくらい時間がかかるかが要点になりそうです。

騒音試験には長い列ができ、時間を要していた

・車検通過ができていない組

#53東海大学などです。東海大は車検順が最後だったのですが、車検を開始できたのは予定から2時間経ってからでした。他にもいくつかチームが車検を突破できていなく、心配です。

明日から動的

3日目からは動的競技が始まります。

7:30にプラクティスオープン。8時と15時半からオートクロス、10時半からはアクセラレーション、スキッドパッドがスタートします。

いよいよ大会のメインイベント、ダイナミックがスタート。現地でもライブ配信でも見逃せません!

3日目

4日目

5日目午前

5日目午後

1日目

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