9月11日、学生フォーミュラ日本大会は３日目を迎えた。
昨日に引き続き車検日。明日からは動的審査が始まるため、車検のみに集中できるのはこの日まで。最後まで済ませられるか、もしくはどこまで進められて動的への時間的余裕を残せるか、という日になった。
車検はすべてが受験可能に、完了チーム次々に
この日からは車検の最終項目となるブレーキ試験がオープンとなった。
朝イチから数チームが押し掛ける中、前日も先頭で車検項目通過をしてきていた九州工業大学が一番乗り。最後までトップで全車検を通過して見せた。
さらに大阪大、同志社大、東京農工大が続けざまに全通過。この日最終的には26チームが全車検項目を完了している。王者京都工芸繊維大学を含む昨年トップ３チームやEVでは名古屋工業大学がここに含まれる。
また機械車検を通過し、チルト、騒音(ICV)、レインテスト(EV)、ブレーキテストのいずれかを残しているのは16チーム。このチームらは、朝にまず車検に挑み、完了し次第ようやく動的審査への出走が叶う。上位では工学院大学や名城大学、名古屋大学、海外勢の全てはここ（もしくは機械車検不通過）がここに含まれる。
そして機械車検、膨大な項目がある中ですべてを一度で合格をもらったチームが今年も現れた。東北大学と東京大学がそれを達成。多くのチームが「あと少しだったのに」となる中で、両EVが見事に達成した。東京大学は２年連続。
いよいよ動的審査
４日目、明日から動的審査が始まる。
毎年早速のことだが、明日でスキッドパッドアクセラレーション、オートクロスは最初で最後。5,6日目は順番にエンデュランス審査をこなしていく形となる。
初開催の地でどこが速さを見せるのか、要注目だ。
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