インドネシア、ジャワ島のInstitute Teknologi Sepuluh Nopember(ITS スラバヤ工科大学)のEVチーム「Anargya ITS EV Team」(読み:アナルギア アイティーエス イーブイチーム)だ。日本大会を主戦場としている。ちなみに、13年から参戦していたICVのチームとメンバーは異なる。

EVチームとしての参戦は3回目。前回、19年は総合77位だった。

しかし、20年のコロナ禍以降、国内大会で力をつけてきたと話していた。直近の大会では、インドのバーラトで行われた大会で総合2位を獲得するなど、レベルアップは間違いなさそう。

「私たちは強くなって戻ってきたよ」と自信をのぞかせていた。

 

 マシンは、チームのインスタグラムに写真がある「Mark 2.0」で参加する。すでに完成しており、ここから多少の改良をしていくという。

車両名

Mark 2.0

車重

250kg

モーター

直流1モーター(20kW)

バッテリー

リチウムイオン(7.46kWh)

エアロ

CFRP

19年のマシンからは、車重、パフォーマンスの点で改善がされているそう。その走りには注目だ。

マシンの特徴を聞くと「インドネシア製の部品で作られている」とし、

「インドネシアでも、EVの部品を作れることを世界にアピールしていきたい。日本でも、マシンを使ってそれを示していきたいね」

と語った。

目標は総合10位。

成長著しいこのチーム。久々の日本大会に意気込みは高そうで、3年前とは見違えるパフォーマンスを発揮しそうだ。

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