東海大学 Tokai Formula Club

 第2回大会からの古豪で、海外大会の参加歴もある。一時期はたびたび総合一桁順位を達成する強豪であったが、コロナ禍を経た2022年以降は出走からも遠ざかっている。
 車両は、関東で唯一のハーフカーボンモノコック車両。エンジンはスズキ4気筒エンジン。エアロダイナミクスは強みで、毎車凝ったものが搭載されている。強豪だったころの面影は消え失せておらず、走れれば好タイムが出る…らしい。

公式ホームページ:http://tfc.shn.u-tokai.ac.jp/

競技出走となれば、実に7年ぶりとなる。

東海大学は強豪だった。2019年の総合7位など、このころは上位常連だった。しかしコロナ禍以降はリズムが狂い、車検不通過の年が続いている。

しかし復調の兆しはある。昨年にタイムリミット後ではあるが全車検に通過していることに加え、今年は2月27日と国内最初のシェイクダウンを実施した。チームメンバーの活動への意識も向上しているそう。目標とする全競技完走は、今年はかなり現実的だ。

車両はモノコック部分は特例を適応し継続使用とした。狙うは、昨年課題となった走行経験の充足。「走らせることについて能力不足だった」と振り返り、今年は週一ペースで走行を積み、走行準備やセッティング面の経験を積むことを目指している。

モノコックは引継ぎだが、できる範囲で車体各部の開発を進めている。リアフレームは駆動部の変更に伴い一部修正。LSDは”フルストレスマウント”するなどして弱点だった剛性を改善、その他信頼性の改善となる変更を行っている。

そのほかも、冷却改善、サスペンション部品取り付け部修正など、昨年にベストコンポジット賞を獲得したモノコック車両をブラッシュアップするように各部の修正や改良を施している。TF26は決して昨年車両のままではない。

ここ数年は車両完成が遅れ、結果大会準備が十分にできていなかった印象があるが、今年は早期シェイクダウンに加えハイペースな試走も決まっている。復活へ、これまで以上に期待値は高そうだ。

東海大学2026年車両「TF26」スペック
フレーム前:カーボンモノコック
後:鋼管パイプフレーム
エンジンSUZUKI GSX-R600(並列4気筒、599cc)
ホイール10インチ