京都工芸繊維大学Grandelfino

 2007年大会から参加開始。2012年には初の総合優勝を達成すると、16,17,22~24年にも達成し、最多6優勝を記録した。
 特にコロナ禍以降は「絶対王者」の名がふさわしいような圧勝劇で、現在3連覇中。動的審査が圧倒的に良く、加えて静的審査でもトップクラスの強さを誇る。

Webサイト:https://www.grandelfino.net/

4連覇計画が、達成されようとしている。

2020年、Grandelfinoではエンジン変更が計画され、翌年からその2気筒エンジンを強化していく「3ヵ年計画」が始まった。と同時に3年後からの「4連覇計画」も練られていた。結果としては2022年に一年早く総合優勝を達成し、そこからモノコック化も含む「新4連覇計画」が始まった。

以降、2位と100ポイントもの差をつけるような圧勝が3度続き、ついに当初の目標の最終段階を迎える。

目標は、日本大会が総合結果制から完全クラス分離制となったため、「ICVクラス優勝」となった。それでも総合優勝はICVクラスからしか生まれなかったことを考えれば、クラストップはこれまで通り全く簡単なものではない。特に現在、コロナ禍で後れを取ったライバルたちが猛追してきている状況にある。

作戦はこれまでやってきたことと変わらず、オートクロスとエンデュランス審査の1位の確実な確保で得点を稼ぐ方針。静的審査に関しては、コストやデザイン審査は同程度をきちんと維持し、伸びしろのあるプレゼン審査での1位を目標に挙げた。

動的審査について、ドライバーの育成は今年の課題としているそう。ここ2年間を支えたエースドライバーが昨年をもって卒業したため、その穴を埋める存在の成長が重要になる。

新車両「GDF-20」は、初モノコックフレームとなった昨年車両より正常進化。方針は「高速コーナーの向上」。各セクターでライバルと比較し、後れをとっていたという高速部分と勝っていた低速部分とうまくバランスさせてパフォーマンス向上を図る。ちなみにこれまで3年は低速コーナーの向上が主な開発目標だったため、高速域に主体を向けるのは初めて。

スピード感をもって開発してきたということで、時間を要すモノコックもすでに完成している。シェイクダウンはこれまでと同じような期日、4月12日に予定している。

https://x.com/grandelfino_kit/status/1899785027048890480
京都工芸繊維大学2025年車両「GDF-20」スペック
フレーム前:カーボンモノコックフレーム
後:鋼管パイプフレーム
エンジンYAMAHA MT-07(並列2気筒、688cc)
ホイール10インチ